MULTILASER 100

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はじめに. この度は StageEvolution MULTI LASER 100 をお買い上げいただき誠に ありがとうござ. います。製品の性能を十分に発揮させ、末永くお使いいただく為に、ご ...
MULTILASER 100 取扱説明書 Ver1.02

はじめに この度は StageEvolution MULTI LASER 100 をお買い上げいただき誠にありがとうござ います。製品の性能を十分に発揮させ、末永くお使いいただく為に、ご使用になる前に本 取扱説明書を必ずお読み下さい。尚、本書が保証書となりますので、お読みになった後は 大切に保存して下さい。

ご使用になる前に取扱説明書を必ずお読み下さい。 梱包を開き、以下の付属品が同梱されていることをご確認下さい。部品の破損や欠品、又 は製品に異常が見られる場合は正規代理店、又は販売店にご相談下さい。 •

取扱説明書



コの字型ブラケット



DMX ケーブル



電源ケーブル

安全上の注意事項 1.

感電防止の為、本製品を雨のあたる場所や湿度が高い環境で使用しないで下さい。

2.

水や他の液体を本体にこぼしたり、かけたりしないようご注意下さい。

3.

電源ケーブルのアースピンを抜いたり折ったりしないで下さい。アースピンは本体 内部回路に異常がある場合に感電事故を防止する働きがあります。また電源ケーブ ルに異常がある場合は使用しないで下さい。

4.

本体への接続が全て完了してから本体の電源をオンにして下さい。

5.

本体のカバーを絶対に開けないで下さい。

6.

本体を通気性の良い場所に設置し、壁から約 15cm 離して下さい。

7.

本製品は屋内専用です。18∼30℃の環境で使用して下さい。また本製品を屋外で使 用すると保証対象外となりますので予めご了承下さい。

8.

本製品は 4 時間以上連続して使用することができません。長時間連続して使用する と本体の寿命を短くし、また正常に動作しなくなる恐れがあります。

9.

長期間本製品ご使用にならない場合は電源ケーブルを電源コンセントから抜いて下 さい。

10.

本体を必ず安全で安定した場所に設置して下さい。

11.

電源ケーブルは踏まれたり挟まれたりしない場所に設置して下さい。

12.

本体を暖房器具などの発熱機器の側に設置しないで下さい。

13.

AC100V、50/60Hz にてご使用下さい。

故障が生じた場合はお手数ですが販売店もしくは正規代理店に連絡してください。無断で 本体カバーを開けられた場合、保証の対象外となることがあります。

製品仕様 電源:

AC100V 50/60Hz

レーザー:

532nm / 40mW グリーンレーザー 650nm / 60mW レッドレーザー

コントロールシステム: MCU スキャナーシステム:

モーター

パターン/エフェクト:

80 パターン/ 500 エフェクト

再生モード:

DMX、サウンドアクティブ、オート

操作モード:

DMX、スタンドアローン(サウンドアクティブ/オート)、 マスター/スレーブ(サウンドアクティブ/オート)、テスト

インターフェース:

DMX/マスター・スレーブリンク用の 3 ピン仕様 XLR 端子

サイズ:

28(W)×13(H)×30(D)cm

重量:

5.3kg

ヒューズ交換 注:ヒューズを交換する際は必ず同じタイプのヒューズを使用して下さい。異なるヒュー ズを使用すると感電事故や火災などを起こし、製品が破損する恐れがあります。尚、異な ったヒューズを取り付けたことに起因するいかなる事故や故障に対する保証は行っており ませんので予めご了承下さい。 1.

本体の電源ケーブルをコンセントから抜いて下さい。

2.

マイナスドライバーを使用してヒューズホルダーを外し、切れているヒューズを取り 外して下さい。

3.

同じタイプのヒューズをヒューズホルダーに取り付けて下さい。

基本機能 MultiLaser は本体の機能と DMX アドレスの設定にディップスイッチを使用します。

1 X X X X X X

ディップスイッチ 2 3 4 5 6 7 8 X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X DMX アドレス設定 X X X X X X X

チャート 9 10 X 0 X 0 X 0 X 0 X 1 1 X 1

11 0 0 1 1 0 0 1

12 0 1 0 1 0 1 0

機能 サウンドアクティブ オートモード マスターサウンド マスターオート スレーブ DMX モード テストモード

ディップスイッチ#10∼12 はシステム機能を、また#1∼9 は DMX モード時の DMX ア ドレスを設定します。 DMX コントロールパラメーター

チャンネル

機能

CH1

モード

CH2 CH3 CH4 CH5

パターン ポジション X ポジション Y スキャンスピード ダイナミックパターン 再生スピード スタティックパターン パターンサイズ

CH6 CH7 CH8

カラー

値 0~10 11~120 121~250 251~255 0~255 0~255 0~255 0~255

説明 ストップ ダイナミックパターン スタティックパターン サウンドアクティブ

0~255

0=速、255=遅

0~255

0=小、255=大

0~100 101~200 201~255

グリーン+レッド グリーン レッド

ポジション X 調節 ポジション Y 調節 0=速、255=遅

基本操作 スタンドアローン動作(サウンドアクティブ/オートモード) サウンドモードまたはオートモードに本体を設定すると単体で動作させることが可能です。 1.

本体をスタンドアローンのサウンドアクティブまたはオートモードに設定して下さい。

2.

サウンドアクティブに設定すると内蔵マイクに入力された音楽の低域成分に反応して 本体が動作します。またオートモード時には本体が自動的に動作します。

3.

リアパネルの入力感度ノブを調節することによりサウンドアクティブモード時のマイ ク感度を調節することが可能です。

マスタースレーブ動作(サウンドアクティブ/オートモード) 外部コントローラーを使用せずに最大 32 台の MultiLaser をリンクさせて動作させること が可能です。 1.

本体に搭載された 3 ピン XLR 仕様の DMX 端子に DMX ケーブルを接続してリンクさ せます。ケーブルが長くなる場合は終末の MultiLaser にターミネーターを接続する ことをお勧めします。

2.

電源をオンにすると本体がリセットされ選択したモードに入ります。

3.

本体をスタンドアローンのサウンドアクティブまたはオートモードに設定して下さい。 また接続された MultiLaser のうち 1 台をマスターに設定し、残りをスレーブに設定 して下さい。マスター機をリセットするとスレーブ機がマスター機にシンクして動作 します。

4.

リアパネルの入力感度ノブを調節することによりサウンドアクティブモード時のマイ ク感度を調節することが可能です。

DMX 動作(DMX モード) DMX に対応した外部コントローラーに接続して MultiLaser を操作します。 1.

本体に搭載された 3 ピン XLR 仕様の DMX 端子に DMX ケーブルを接続して外部コン トローラーと接続します。ケーブルの長さが長くなる場合は終末の MultiLaser にタ ーミネーターを接続することをお勧めします。

2.

本体電源をオンに切替えると本体がリセットされ選択したモードに入ります。

3.

MultiLaser を DMX モードに設定し、全てのユニットの DMX アドレスを設定して下 さい。

4.

DMX コントローラーから MultiLaser を操作することが可能です。

スタティックパターン

ダイナミックパターン

トラブルシューティング 1.

パワーサプライのインジケーターが点灯せず、MultiLaser が動作しない場合は正しい 電源電圧に接続されているか確認して下さい。

2.

本体背面の鍵は、レーザー出力の ON/OFF の切り替えを行います。レーザー出力が行 われない場合、こちらが正しく切り替えられているかご確認ください。

3.

DSUB9 ピンコネクタが、正しく奥まで挿し込まれているかご確認ください。

4.

スタンドアローンモード時にパワーサプライのインジケーターが点灯しているにも関 わらず、レーザーから出力されない場合は本体がスレーブモードに設定されているか 確認して下さい。

5.

マスタースレーブモード時にスレーブ機が動作しない場合は以下を確認して下さい。 A.

接続された複数台の MultiLaser のうち 1 台のみがマスター機に設定されている ことを確認して下さい。

6.

B.

本体単体ではなく、DMX コントローラーで制御されていないか確認して下さい。

C.

電源ケーブルが損傷していないか確認して下さい。

DMX モード時にレーザーが出力されず、また DMX 信号インジケーターが点灯しな い場合、以下を確認して下さい。 A. DMX モードに設定して下さい。 B.

7.

高品質な DMX ケーブルを使用して下さい。

DMX モード時に DMX コントローラーによって MultiLaser を操作できないにもかか わらず、DMX 信号インジケーターが点灯している場合、DMX チャンネルが正しく設 定されているか確認して下さい。

8.

レーザーの方向が正しくない場合は本体をリスタートして下さい。

9.

本体背面の鍵は、レーザー出力の ON/OFF の切り替えを行います。レーザー出力が行 われない場合、こちらが正しく切り替えられているかご確認ください。